秋恒例の「目黒のさんま祭り」が、品川区の目黒駅前商店街でありました。
岩手県の宮古港で水揚げされたさんまが、毎年提供されているそうです。
今年のさんまは豊漁だそう。この日を楽しみにした人達で、大盛況でした。
実はこの「目黒のさんま祭り」、落語「目黒のさんま」にちなんだもの。
「目黒のさんま」って、一体どんな噺なんでしょうね。
《成 立》徳川家光が将軍在位の頃(1623年〜1651年)のおとし噺。
大名の世間知らずを笑った庶民の落語である。
《あらすじ》ある大名(松平出羽守)が馬の早駆けに目黒へ行った時のこと、
空腹となり百姓家で焼きたてのサンマをわけてもらった。
屋敷に戻ったが脂が乗ったサンマの味が忘れられない。
しかし、屋敷の御膳にサンマが出る訳もなし。そこで親戚へ
食事のお呼ばれをしたので、ここぞとばかりにサンマを注文。
しかし、親戚の家来たちが体を気遣いサンマを脂を蒸して
抜いてしまった。ひと口食べたがおいしくも何ともない。
「このサンマはいずれより取り寄せた?」
「日本橋魚河岸にてございます」
「それはいかん。サンマは目黒に限る!」
(「目黒のさんま祭り」の公式ホームページより、引用しました)
10代目・金原亭馬生師匠による、名演を御覧下さい。
落語「目黒のさんま」(前半)
落語「目黒のさんま」(後半)
江戸時代のお殿様って、乾涸びた魚しか食べていなかったんですね。
青空の下、ジュウジュウと脂の乗ったさんまとご飯、さぞかし美味だったようで。
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